今回は前回ちと触れました『宅録ナレーター』についてのお話です。
ご存知の方は
「ああ、それね!」
とピンと来ることでしょうが、そうでない方には
「たくろくなれーたー? 何それ?」
そう、一体全体何のことやら? という状態かと……
とは言うものの、最近では副業紹介の番組で取り上げられたり、ということもあるようですので、それなりに認知度は上がっているのかもしれませんね♬
あくまで、自分の知る範囲とそこからの推察になりますが、ご紹介していきますね🎵
『宅録ナレーターとは?』
(1) 宅録ナレーターとは何ぞや?
これはもう、読んで字の如し。
宅⇒自宅
録⇒録音または収録
そう、自宅で音声を録音するナレーターさんのことです。
具体的には、
①自分自身で音声収録できる環境を備えていて
②自分自身で音声収録ができ
③自分自身で収録した音声データを納品できる
こうしたことが可能である声優さん、ナレーターさん、というところでしょうか。
『宅録声優』という方も多くいらっしゃるようですが、特に明確な区分はされていないようですね。
まあ、もとも声優さんが、ナレーションをすることも有る訳ですから、名乗っている方の意識の表れでもあるのでしょう。
(2) 宅録ナレーターってどんな人?
これはもう、先ほどの①②③を網羅できる人ということになります。
つまり、
・自宅で音声収録ができ、それをデータとして納品できる
というのであれば、誰でも『宅録ナレーター』になることができます!
ただし、あくまで自称です!
そう、お仕事があるかどうか、稼ぎに繋がるかどうかはさておき……ということです。
実際、趣味でYouTubeに投降している方も多くいらっしゃるようですよね🎶
自分がわかるのは、クラウドワークスさんとか、ランサーズさん、ココナラさんあたりに情報をアップしている方になりますが……
おそらく現役プロ声優であろう方から、元アナウンサー、元劇団員、「バンドやってました」または「やってます」いった方、ただ好きで始めたのであろうなぁ、という方まで実にさまざまです。
「バリバリ!」と言っていいくらいのプロの方から、副業として、或いは、趣味の延長線上としてやっている、という方まで非常に幅広い、ということは言えそうです。
(3) 宅録ナレーターの現状と背景
宅録ナレーターの存在は、じわじわと増えているようなのですが……
その背景に、PCやネット環境等々の発達が大きく関わっているであろうことは、無視できないのではないかと思います。
とはいえ、いくら個人的に収録環境を整えられるとしても、その環境は、ホンモノのスタジオ、プロのミキサーさん等々には及ぶべくもないでしょう。
「そんなことはない! 個人でもプロ並みの収録環境を整えている」
という方も、勿論いらっしゃるでしょう。
ですが、現実的に、主に費用と住環境という面から、多くの宅録ナレーターさんは、そこまでの環境を求めることは難しい。
それでも、かなり良い状態、環境を得ることは可能になった……
そして同時に、
音声データの送受信が可能な環境となっていること
が、その背景にあります。
ひと昔前では、考えられなかったことですが、
まったく劣化することなく瞬時に音声データのやり取りが可能
今は、そんな時代となっているのです。
ごくごく簡単に言うと、
音声録音とそれをデータとしてやり取りすることが簡単になった
というところでしょうか。
そして、お仕事ということでは
趣味程度の副業からがっちり収入を得ている方まで幅広い
ということになるのでしょう。
そして背景として無視できないことのもうひとつ
YouTube動画の増加
実は、こちらも大きな要因のようです。
長くなってしまいましたなので、続きは次回にしますね♬
こちらご近所にあります『パンの田島』さん🎶
レトロな店内が何ともノスタルジックで良い感じです✨
お読みいただき、ありがとうございました。